夢主義社会トップへ 経済発展は人類にマイナス!   2009年08月08日  戻る

経済発展を望む人が多いようですが、ほんとうに経済発展は良い事なのでしょうか?
経済発展とは、「多くのお金が社会を巡る状況」と私は認識しています。
より多くのお金が社会を巡っていれば、利を得るチャンスも増えます。

経済発展を望む人たちは、現状の資本主義社会で利を得ている人たちでしょう。
または、経済発展の中で、自分にもお金が回ってくる事を期待している人たちでしょう。

でも、実は、経済発展は格差を広げるだけです。
さらに、様々な社会問題を起こしています。
・マネーの暴走(サブプライム問題)
・巨額の財政赤字
・大気汚染・土壌汚染による公害
・地球温暖化
・食糧危機
・安全・安心の崩壊
・犯罪増加
・精神の崩壊(無差別殺人、自殺の増加)

経済発展のためには、大量生産、大量消費が必要です。
大量消費の最たる行為が、「戦争」です。
「戦争が起きると、景気が良くなる」という不謹慎な話がありますが、
実際のところ、その通りです。
「戦争は、経済発展のためにある」と言っても過言ではないでしょう。

つまり、経済発展は、人類にマイナス以外の何物でもないということです。
経済発展重視の社会構造が人類に悪影響を与えています。
人類の未来に必要なのは、技術の進歩・発展です。
温暖化防止にも、温暖化した環境で生き抜くにも、技術が必要です。
それが、いつのまにか、「技術の進歩=経済発展」と考えられるようになったのが間違いです。

商売人が元手の資本を増やすには、生産から消費までの循環が、拡大することが必須です。
特に、元手が借金であった場合、拡大しないと、借金を返せません。
ですから、経済発展が必須なのです。

商売人は、
・経済発展が、技術を進歩させる
・人類の未来のために、経済発展が必要
といった巧みな言葉で、真実を捻じ曲げたのです。

ほんとうは、経済は、需要と供給のバランスが取れていれば良いので、発展は不要です。
人類の未来に必要なのは、技術の進歩・発展です。それが夢です。


夢主義社会」では、コンピュータ管理で、需要と供給のバランスを取ります。
商売人は不要です。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。