経済拡大=格差拡大です。 経済拡大のために、ばら撒かれたお金は、まず、大企業に渡ります。 そのお金を、上の立場の人から順に、欲しいだけ取ります。 結果、底辺に届くお金は、ほんの少しです。 これが、格差です。 この格差は、大企業という地位を利用した格差です。 地位・名誉に依存して、労せず得た格差です。 地位・名誉で労せず利を得る人たちがいるために、 一生懸命頑張っても報われない人たちが出て来ます。 自民党のマニフェストでは、「10年で家庭の手取りを100万円増やす」と言っていますが、 一般家庭の手取りが100万円増えるのであれば、大企業経営者の手取りは、1億円増とか10億円増になるでしょう。 そうなるまで、巨額のお金をばら撒くという事です。 自民党の基本は、大企業優遇です。 政府としては、大企業をしっかり支援するから、 「庶民は、大企業のおこぼれに預かりなさい」という発想です。 大企業は、庶民を安く扱き使って、利益を出します。 ※庶民とは、中小企業や派遣労働者等です。 そして、大企業経営者は、高い報酬を得ます。 これでは、格差はどんどん拡大します。 この問題の解決は、簡単です。 大企業経営者の報酬に制限を加えれば良いのです。 米国のオバマ大統領も、金融業の報酬制限をすべきと言っていました。 上限1000万円程度に抑えるべきでしょう。 直接制限する事ができないのであれば、累進課税で、99%の税率でも良いでしょう。 政府から支援を受けながら、高い報酬を得るのは、許されません。 夢主義社会:マニフェストも参考にして下さい。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |