夢主義社会トップへ 郵政見直しを国民は希望したのか?   2009年09月09日  戻る

多くの国民は民主党のマニフェストに一票を入れた訳ではありません。
自民党政権に不満を感じて、民主党に一票を入れただけでしょう。

民主党は、改めて、マニフェストの個々の政策について、国民に賛否を確認すべきです。
そうしなければ、早々に国民は、民主党から離れて行くでしょう。

少なくとも郵政民営化については、4年前の衆院選挙において、「郵政民営化に賛成か反対か」を明確に国民に問い掛けました。
そして、国民は、郵政民営化に賛成しました。

今回の選挙では、郵政民営化に対する賛否を明確に問い掛けていません。
この状況で、民主党が勝手に郵政民営化反対の動きに出たならば、国民への反逆という事になります。

一つの政党のマニフェストの中には、様々なことが書かれています。
賛成できる公約、賛成できない公約、色々な公約が「抱き合わせ販売」という感じです。
※「抱き合わせ販売」は、公正取引法違反だったような?

「民主党が政権を取ったのだから、民主党の好き勝手にやる」という勝手な理屈で、国民の意思を確認せずに一方的に進めると、国民の反感を買う事になるでしょう。

<真のマニフェスト選挙>
私は、全ての政策について、個々に、国民に賛否を問う選挙にすべきだと考えます。
代表者を選ぶ現在の選挙制度を廃止して、個々の政策に一票を投じる選挙にすべきです。
これこそが、真の「マニフェスト選挙」です。

各政党のマニフェストに記載された個々の政策に対して、国民投票を行います。
国民投票で承認された政策について、各政党は進めて良いことにします。

代表者を選ぶ現在の選挙制度を廃止するということは、国会議員を廃止することになります。
各政党はボランティア団体として存在し、様々な政策を提案します。
国民投票で承認された政策についてのみ、予算が付けられ、実施できます。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。