夢主義社会トップへ 各省庁の大臣は、官僚の予算を鵜呑み?   2009年10月19日  戻る

一般会計の来年度予算案は、過去最大の95兆円だそうです。
従来の自民党の予算に、民主党の公約を上乗せしただけのようです。
民主党のマニフェストでは、税金の無駄遣いを無くして、新たな公約の財源を確保するのではなかったでしょうか?
従来の自民党の予算から、大幅に削減しないと、何のための政権交代なのか?という事になります。
公約違反です。

各省庁の大臣は、真剣に予算をチェックしているのでしょうか?
何となく、官僚から上がって来た予算を、鵜呑みにしているとしか思えません。
これでは、自民党の時と同じです。

95兆円の内、半分ぐらいは、廻り回って、各種法人、企業の経営者・管理職・営業の報酬になっていると思われます。
官公庁から発注する仕事は、経営者・管理職・営業の報酬を、無償で対応してもらうべきです。
事業規模を削るのではなく、各事業のコストダウンを図るべきです。
とりあえず単純に、一律、50%カットすれば良いと思います。

従来の資本主義の発想で進めていると、財政破綻です。
財政破綻を回避するには、革命以外にありません。

例えば、社会主義や共産主義への革命です。
中国は、共産社会の中で、資本主義を取り入れました。
逆に、日本は、資本主義社会の中に、共産主義を取り入れれば良いのです。

自民党は、資本主義社会を拡大する政策を進めてきました。
資本主義社会の拡大は、格差の拡大です。
資本主義社会に、格差拡大は付き物です。

資本主義社会は、多くの貧困層によって支えられています。
貧困層が存在するから、富裕層が存在できるのです。
そして、貧困層に目を向けず、富裕層に目を向ける事で、豊かさを感じる事ができます。
人々が求める豊かさとは、貧困層を踏み台にした豊かさなのです。

昔、奴隷制度がありました。
その奴隷制度により、豊かさを得たのが、貴族や商売人です。
現代では、格差により、奴隷制度と同様の状態を作り出しています。

格差社会を否定する事は、資本主義社会を否定する事です。

自民党に反発するという事は、資本主義社会に反発する事です。
つまり、社会主義や共産主義を目指しているという事です。
少なくとも、民主党の個々の政策は、社会主義や共産主義に基いた政策になっています。
民主党は、早く、その事実に気が付かないと、
中途半端にお金をばら撒いていると、日本を財政破綻に導く事になります。

民主党は、目指すべき社会構造を、明確に描けているのでしょうか?
単に、政権交代を目指して、自民党に反発する政策を打ち出していただけでは無いのでしょうか?
だとしたら、国民は無闇に混乱させられるだけです。

早い話が、民主党は、自民党に反発するために、日本の共産党の政策を取り入れたのです。
日本の共産党は、昔から、国民の生活を第一に考えた政策を打ち出していました。
民主党は、自民党と共産党の間を取った政策を打ち出したのです。
その結果、財政を考慮しない政策になってしまったのです。

社会主義や共産主義を目指すならば、景気活性化は不要です。
需要と供給のバランスを取ればOKです。
全ての国民は、公務員になり、政府から指示された仕事を行い、
必要な生活物資は、政府から支給されます。

本来は、平和で平穏な社会を求めるべきです。
豊かな社会を求めるべきではありません。
豊かでもなければ、貧しくも無い、
そういう平穏な社会の中で、コツコツと夢に向かって歩む社会、
それが「夢主義社会」です。

夢主義社会」では、お金を廃止して、人と物をコンピュータ管理します。
全ての人の動き、物の流れをコンピュータ管理して、正当性をチェックします。
そして、一人一人が人類の未来のために働いているかどうかをチェックします。

昔の社会主義や共産主義では、コンピュータ管理が進んでいなかったために、人と物をしっかり管理できていませんでした。
そのために、行き詰まってしまいました。
でも、現在では、既に、人と物がコンピュータ管理されています。
この情報を利用して、需要と供給のバランスを取れば完璧です。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。