夢主義社会トップへ 国会議員の個人資金を可視化法案   2010年01月22日  戻る

小沢幹事長の政治献金問題で、民主党は、警察等での取調べの可視化法案を出すようです。
「警察等での取調べの可視化法案」は良い案だと思います。
でも、小沢幹事長の政治献金問題を考えるならば、
「国会議員の個人資金を可視化する法案」が必要なのではないでしょうか?

お金に色はありません。
現金化してしまうと、それが何のお金なのか知るのは難しいです。
疑われたく無いならば、高額の現金での受け渡しを行うべきではありません。

小沢幹事長は、詳細な説明を行わずに、「不正な裏金ではない」と舌先三寸で繰り返します。
不正な裏金か否かは、裁判で判断されます。
裁判に向けて立件するか否かは、検察が判断します。
本人が、どう思うかは関係ありません。
一般的に、犯罪者は、自分は間違っていないと主張します。

そもそも、小沢氏が大金をタンス預金にしていたのが問題です。

小沢幹事長は、4億円について、コツコツ貯めた個人のお金と言っています。
それが真実だとして、どのようにして貯めたのでしょうか?
政治活動にはお金が掛かるそうです。
普通ならば、政治家は、どんどん貧乏になるのが当然でしょう。

このような状況で、4億円もコツコツ貯めたというのは、どういう錬金術なのでしょうか?

■憶測その1:
政治活動を支援するために、政治献金や政党助成金があります。
このお金を、コツコツと現金化して、タンスに貯めたのでしょうか?

■憶測その2:
仮に、4億円を貸して、利息を10%もらうと、4000万円の利益が得られます。
先に利息分を天引きして、3億6千万円の現金を渡して、4億円を返してもらう方法もあります。
こんな感じで、コツコツ貯めたのでしょうか?

国民の税金で雇われている議員が、錬金術を行って良いのでしょうか?
そもそも、そんなに個人資産があるならば、政治献金や政党助成金も不要でしょう。

<補足>
お金は天下の回り物です。
だれかが得をすれば、だれかが損をします。
政治家が得をすれば、国民が損をします。

「権力のある議員=怪しいお金にまみれた議員」です。
国民は、選挙で、権力のある議員を選びたがりますが、
それが大きな間違いの元凶です。

日本の政治を変えるには、国民一人一人の意識が変わらなければなりません。
選挙では、「まじめにコツコツ、地道に細々」を基本に選びましょう。

そういう意味では、共産党が良いと思います。
共産党は、政党助成金を受け取っていないそうです。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。