小沢幹事長の政治献金問題で、民主党は、警察等での取調べの可視化法案を出すようです。 「警察等での取調べの可視化法案」は良い案だと思います。 でも、小沢幹事長の政治献金問題を考えるならば、 「国会議員の個人資金を可視化する法案」が必要なのではないでしょうか? お金に色はありません。 現金化してしまうと、それが何のお金なのか知るのは難しいです。 疑われたく無いならば、高額の現金での受け渡しを行うべきではありません。 小沢幹事長は、詳細な説明を行わずに、「不正な裏金ではない」と舌先三寸で繰り返します。 不正な裏金か否かは、裁判で判断されます。 裁判に向けて立件するか否かは、検察が判断します。 本人が、どう思うかは関係ありません。 一般的に、犯罪者は、自分は間違っていないと主張します。 そもそも、小沢氏が大金をタンス預金にしていたのが問題です。 小沢幹事長は、4億円について、コツコツ貯めた個人のお金と言っています。 それが真実だとして、どのようにして貯めたのでしょうか? 政治活動にはお金が掛かるそうです。 普通ならば、政治家は、どんどん貧乏になるのが当然でしょう。 このような状況で、4億円もコツコツ貯めたというのは、どういう錬金術なのでしょうか? ■憶測その1: 政治活動を支援するために、政治献金や政党助成金があります。 このお金を、コツコツと現金化して、タンスに貯めたのでしょうか? ■憶測その2: 仮に、4億円を貸して、利息を10%もらうと、4000万円の利益が得られます。 先に利息分を天引きして、3億6千万円の現金を渡して、4億円を返してもらう方法もあります。 こんな感じで、コツコツ貯めたのでしょうか? 国民の税金で雇われている議員が、錬金術を行って良いのでしょうか? そもそも、そんなに個人資産があるならば、政治献金や政党助成金も不要でしょう。 <補足> お金は天下の回り物です。 だれかが得をすれば、だれかが損をします。 政治家が得をすれば、国民が損をします。 「権力のある議員=怪しいお金にまみれた議員」です。 国民は、選挙で、権力のある議員を選びたがりますが、 それが大きな間違いの元凶です。 日本の政治を変えるには、国民一人一人の意識が変わらなければなりません。 選挙では、「まじめにコツコツ、地道に細々」を基本に選びましょう。 そういう意味では、共産党が良いと思います。 共産党は、政党助成金を受け取っていないそうです。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |