寄付金を充分に集められず、苦慮しているNPOが多いようです。 私が思うには、いきなり、お金が掛かる活動を行うのではなく、 まずは、賛同・協力してくれる人集めから行うべきでしょう。 インターネット等を利用して、仲間を集めるのも良いでしょう。 そして、必要な寄付金が集まる目処が立ったところで、 NPO活動をスタートすべきです。 社会のためにNPO活動を行いたいと言う意気込みは良いのですが、 残念ながら、今の社会は、先立つものはお金です。 本来、社会に必要な活動は、行政が行うべきです。 そのために、国民は、税金を納めています。 別途、寄付金を集める必要はありません。 最初は、NPO活動で始めても、何れは、行政サービスに取り入れてもらうべきです。 NPO活動は、行政サービスになるまでの、一時的な活動と考えるべきです。 NPO活動ではなく、政府に働き掛ける活動を行えば、お金は不要です。 本来、国民一人一人が、政治に関心を持ち、政治に意見を言う姿勢が大切です。 場合によっては、自分が議員になっても良いでしょう。 それが、真の民主主義です。 また、寄付金を出せる余裕がある企業や個人は、本来、税金として収めるべきです。 早い話が、増税すれば良いということになります。 所得税・法人税・贈与税・相続税等を増税すれば良いです。 <余談> 逆に、お金を廃止してしまえば、お金で苦慮する必要は無くなります。 今の社会では、何をするにも先立つものはお金であり、お金がないと何も始められません。 お金が無いと、通常の生活さえも維持することができません。 どんなに素晴らしい夢を持っていても、その夢に向けて歩き始めることができません。 逆に、夢を持っていなくても、要領よく振舞えば、お金を手にすることができます。 むしろ、夢や理性を捨てた方が、多くのお金を手にすることができるようです。 また、大きな夢を持って歩いている人も、多くのお金を手にした途端に、自分本来の夢を忘れ、お金儲けが自分の夢であるかのように錯覚し、暴走してしまいます。 お金は、人間の欲望が作り出した悪魔なのかもしれません。 そんなお金を無くして、本来の人間の目的である夢に向かって歩ける社会が、「夢主義社会」です。 私の案を本「夢主義社会」にまとめました。 従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。 私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。 |