ウサギよりもカメ:ゆっくりでも正しい道を! 2010年05月07日
日本の成長は、ばら撒きによる成長です。 景気活性化という大儀の元に、お金をばら撒き、 そのお金を要領よく懐に入れた人が、お金持ちになれます。 ばら撒いたお金が、格差を生み出しています。 ばら撒かれたお金を要領よく懐に入れるには、政治家や官僚との人間関係が大切になります。 このため、今の社会では、人間関係が大切と言われます。 舌先三寸の人間関係で、お金が得られる訳ですから、 簡単にお金持ちになれます。 本来、労働の対価としてお金が支払われるならば、 大きな格差は生じません。 ところが、舌先三寸の人間関係で、お金が得られるために、 簡単に、大きな格差が生まれます。 政府がばら撒いた金額合計が、そのまま格差のトータル金額なのでは? 政府がばら撒きを行わなければ、格差拡大は無かったのです。 ばら撒きを行わなければ、経済成長は、ゆっくりになるでしょう。 経済成長は、ゆっくりの方が良いのです。 ゆっくりでも、方向を確認しながら、正しい道を歩むことが大切です。 ところが、国民は、急成長やV字回復を希望し、政府にばら撒きを期待しました。 ばら撒かれたお金が、自分の税金や借金であることが分かっていても、 目先のお金に目がくらみ、正しい発想ができなくなっています。 沖縄基地問題も、目先のお金に目がくらんだ結果では? 政治家や官僚は、お金のばら撒き方が上手なのです。 正に、詐欺師です。 政府がばら撒きを止めれば、日本は正しい方向へ、ゆっくりと歩み始めるでしょう。 ウサギよりもカメになりましょう。 ピョンピョンと景気良く跳ね回るよりも、 地道にコツコツ歩みましょう。 そうすれば、人の心も落ち着き、本来の自分を取り戻し、正しい道を歩めるでしょう。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |