コレステロールには、悪玉(LDL)と善玉(HDL)があるそうです。 悪玉コレステロール(LDL)は、コレステロールを血液中に溶かして全身へ運びます。 善玉コレステロール(HDL)は、血液中の過剰なコレステロールを肝臓に回収します。 血液中のコレステロールが増えすぎると動脈硬化の原因になるので、LDLは悪玉、 逆に、掃除役のHDLは、善玉と呼ばれています。 でも、これは、血管の立場で考えた場合です。 肝臓の立場で考えると、逆になりそうです。 HDLは、血液中の過剰なコレステロールを肝臓に回収するので、肝臓の負担が大きくなります。 この結果、「脂肪肝」になるのでは? 「隠れ脂肪肝」というのがあるそうです。 健康な人でも、3日間程度、脂肪過多の食事を続けると、隠れ脂肪肝になるそうです。 隠れ脂肪肝の場合は、運動をしたり、脂肪の少ない食事で、すぐに正常に戻るそうです。 私の場合、健康診断で、総コレステロールが多かったのですが、 善玉コレステロール(HDL)が多いので、問題ないと言われました。 でも、ある日、突然、全身蕁麻疹になってしまいました。 この原因は、「隠れ脂肪肝」だったのでは?と私は思っています。 1年前から、時々、蚊に刺されたような状態がありました。 これは、蕁麻疹の予兆現象らしいです。 隠れ脂肪肝の状態では、アレルギーを引き起こし易いのだと思います。 花粉症やアトピー性皮膚炎も、これが原因なのでは? 善玉コレステロール(HDL)が多い人は、 見た目は太っていなくても、肝臓だけが脂肪肝で太っている可能性があります。 善玉という言葉に騙されず、バランスの取れた食事をしましょう。 |