夢主義社会トップへ 財政赤字での政党助成金は、SFCGと同類   2010年06月17日  戻る

SFCGの経営者は、破綻前に、会社の債権を親族会社に無償譲渡したそうです。
SFCGに限らず、経営者は、会社に損失を与えて、私腹を肥やします。
赤字の会社でも、経営者が高額の報酬を得ている事は、よくあるケースです。

同様に、国会議員も、国(国民)に損失を与えて、私腹を肥やします。
多少の違いはありますが、基本は同じです。
巨額の財政赤字の状況で、政党助成金を受け取っています。
さらに、議員は、高額の報酬を受け取っています。

行政は、赤字国債を発行し、その中から自分たちの高額の報酬を受け取り、
そのツケは、全て、国民に負担させます。
まるで、バカ息子が、サラ金からお金を借りて、
その支払いを親に負担させるのと同じです。

強い経済、強い財政、強い社会保障の意気込みは良いのですが、
具体的な根拠に欠けています。
これでは、昨年の衆院選挙で、財源の根拠も無いままに、子供手当等の公約を打ち出したのと同じです。

財政健全化のためには、まず、政党助成金を廃止すべきです。
さらに、議員の報酬を大幅に削減すべきです。
その上で、官僚の報酬を削減すべきです。
最初に、議員自身が痛みを伴わなければ、周りは付いて来ないでしょう。

そもそも、議員はボランティアであるべきです。
ボランティアで生活に困る場合は、生活保護を受ければ良いです。
本来、議員の報酬は、国民からの感謝の気持ちだけで充分です。
そう思えない人は、議員としての資格がありません。

議員に高い報酬を与えるから、お金欲しさに議員になる人が出てきます。
そして、政治とカネの問題を引き起こします。

共産党は、政党助成金を受け取っていないそうです。立派です。
財政健全化を行なえるのは、共産党以外にないでしょう。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。