夢主義社会トップへ 行政でのメリハリ=不公平→格差   2010年07月25日  戻る

世間一般に、メリハリが大切という言葉を耳にします。

休む時には、しっかり休む。
遊ぶ時には、しっかり遊ぶ。
働くべき時には、しっかり働く。

しっかり休む事で、体を回復し、
しっかり遊ぶ事で、心も回復し、
これで、元気良く働けます。

こういう意味合いで、メリハリが大切と言っているのだと思います。

でも、行政でのメリハリとは何なのでしょうか?
メリハリの効いた予算配分というのは、単に、不公平な予算配分に過ぎないのではないでしょうか?
政治家に要領よく口利きして、うまく予算配分を受けた人たちが、お金持ちになります。
逆に、うまく予算配分を得られなかった人たちは、貧乏になります。
つまり、メリハリの効いた不公平な予算配分が、格差を生み出しています。

行政サービスは、公平・平等が基本です。
メリハリ(不公平・不平等)は、許されません。
重点的に行いたい事があるならば、それは、一般企業が独自に行えば良いのです。

そこで、官から民へという発想に至ります。
経済の活性化は、民間レベルで行なうべき事です。
政府が行なうべきは、様々な規制を撤廃して、民間の活動を邪魔しない事です。

民間の活動を監視したいならば、規制ではなく、全ての情報を集めるべきです。
監視カメラ社会にして、全ての人の活動を記録する
現金を廃止して、全てのお金の移動をコンピュータ管理する
規制が必要と考えるのは、不透明な活動が多く、監視できないからです。
監視できないので、犯罪につながりそうな活動を、規制により排除している訳です。
規制は大枠で定めるため、問題の無い活動までが、規制されてしまいます。
これが、官製不況を招きます。
そこで、全ての人やお金を記録する事で、不透明な活動を無くせば、規制は不要になります。
全ての人やお金を記録する事は、IT革命が進んだ現在、充分に可能になりました。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。