残念ながら、日本人には、真の民主主義を理解していない人が多いようです。 日本の民主主義は、日本人が努力して勝ち取ったものではありません。 戦後、アメリカから与えられた民主主義です。 このため、日本人は、真の民主主義を理解できません。 そもそも、民主主義に権力者は不要なのです。 民主党の小沢氏は、 ・国民の側に立った政治を実現する ・議会制民主主義を日本に定着させる 等と言っていました。 でも、民主主義での主権は、国民にあります。 国会議員は、国民の声を代弁するだけです。 ですから、総理大臣を筆頭に、国会議員は偉くありません。 偉いのは、国民一人一人です。 従って、小沢氏のように、大きな力を持った人は不要なのです。 にも関わらず、国民は、選挙で、 ・権力のありそうな人 ・偉そうな人 ・頼りになりそうな人 を選びたがります。 この発想は、「殿様」を選ぼうとしているようなものです。 「殿様」を選ぶという事は、「封建社会」という事です。 企業献金は、この「殿様」に対する、貢ぎ物なのです。 民主主義では、全ての人は、自由で平等です。 権力者は不要です。存在してはならないのです。 権力者は、民主主義を脅かす存在です。 民主主義は、国民一人一人が主体性を持って、自己責任で行動する社会です。 国民一人一人が、政府に対して、具体的に要望すべきです。 「何とかして欲しい」ではなく、「このようにしろ」と要望すべきです。 その声に耳を傾けて、行政に反映させるのが、総理大臣の役割です。 <補足> 政府に期待しなくても、日本には、世界に誇れる物作りの企業が多く在ります。 その頑張っている企業に対して、規制強化で邪魔をするのが政府です。 政府は、何もしない方が良いのです。 そして、小さな政府を目指すべきです。 政府が行うべきは、国民の最低限の生活を守る事です。 そのためには、共産党程度で充分でしょう。 行政は、「まじめにコツコツ、地道に細々」が基本です。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |