夢主義社会トップへ 軍事演習を行わなければ死傷者は出なかった   2010年11月24日  戻る

朝鮮半島のヨンピョン島で砲撃戦が起きたそうです。
韓国の軍事演習に対して、北朝鮮が中止するように警告したにも関わらず、韓国が軍事演習を強行したため、北朝鮮が砲撃を始めたようです。

つまり、韓国が軍事演習を行わなければ、死傷者は出なかったという事です。
国を守る軍隊の行動が、結果的に、国民に死傷者を出しています。
軍事演習を強行するならば、まず、住民を避難させるべきでした。

軍隊は、国民を守るのではなく、領土を守ることを第一に考えているのでしょう。
ですから、国民が犠牲になります。
軍隊は、ほんとうに必要なのか?疑問に感じます。

日本でも、尖閣諸島で、中国漁船が日本の巡視船に衝突する事件がありました。
海上保安庁が、中国船を無理して捕らえようとした結果、衝突事故が起きました。
そして、反日デモを引き起こしました。

海上保安庁が何もしなければ、衝突事故も反日デモも、映像流出問題も起きませんでした。
当然、衝突された巡視船の修理費用も不要でした。
さらに、国会で無意味な責任追及に時間を費やす事もありませんでした。

中国船が漁を終え、帰ろうとするのを、日本の3隻の巡視船で追い回した結果、衝突事故が起きました。
本来、「去る者は追わず」が平和的な対応です。

海上保安庁の役割は、海上での安全を守ることです。
民間の中国漁船を、3隻の巡視船で追い回す行為は、危険極まりない行為です。
海上保安庁は、本来の役割を見失っているのでは?

以前、イージス艦と漁船の衝突事故もありました。
自衛隊も、本来の役割を見失っているように思えます。

沖縄米軍基地も、その存在自体が住民を危険に陥れています。

<補足1>
グローバル社会において、国境は、都道府県、市町村と同じ、単なる管理単位に過ぎません。
大切なのは、そこに住む人たちの生活です。
一人一人の住民の生活を大切に考えるのが民主主義です。
民主主義における主体は、個人です。
国は、個人の生活をサポートする存在に過ぎません。

昔からの軍国主義では、軍隊の力により、領土が決まりました。
戦争は、住民の生活・命を犠牲にして領土を守る行為です。
領土を守る事が、国益につながると考えるのは、愚かな軍国主義の発想です。

民主主義では、そこに住んでいる人たちの意思が大切です。
どの国に属するかも、住民の意思で決められるべきです。

ところが、
尖閣諸島の魚釣島には、人が住んでいません。
北方領土にも、日本人は住んでいません。
日本人が住んでいない状況で、日本の領土だと主張しても、説得力に欠けます。

日本の領土だと主張したいならば、まず、日本人が住むべきです。
釣が好きな民主党の小沢氏は、一兵足として、魚釣島に住む事をお勧めします。
北方領土についても、ロシアのパスポートを受けてでも良いので、日本人が住むべきです。
その上で、日本に属したいと住民が望めば良いのです。

今の日本政府の手法は、古い愚かな軍国主義の発想に基づいています。
「まず領土を確保してから、国民がそこに住む」というのは、軍国主義の発想です。
民主主義においては、個々の人がどこに住むかは個人の自由であるべきです。
北方領土に住みたい人は、ロシアのパスポートを受けて住めば良いのです。

民主主義では、話し合いによる共存共栄が基本です。
軍事力は不要です。

<補足2>
国境を越えて世界中で情報を共有できるインターネット
国と国との争いが絶えない現代ですが、インターネットは、簡単に国境を無くしてしまいました。
今や、「愛国心=狭い小さな自己中心的な愛」に過ぎません。
国という管理単位の役割も、大きく発想転換すべき時期に来ています。

「領土問題は小さい!夢は宇宙ぜよ!」
人類が宇宙に出て行けば、生物多様性も地球温暖化も解決できます。
宇宙開発は、全ての国が協力して進める事になるでしょう。
結果、人類は平和を手にできます。

人類の未来は宇宙にある
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