夢主義社会トップへ 国の情報隠ぺいは、民主主義を脅かす行為   2010年11月30日  戻る

ウィキリークス(WikiLeaks)が、米国の機密情報を暴露するために頑張っているようです。
たいへん良いことです。
日本でも、尖閣諸島での中国船の衝突事故の映像の公開を、国民は求めていました。
そして、ネットへの映像流出という行為により、国民は真実を知る事ができました。

民主主義の主体は、国民です。
民主主義では、国民が結論を出します。
国民が、正しい結論を出すには、正しい情報が必要です。
政府は、国民の意思を取りまとめるのが役割です。

日本では、尖閣ビデオの流出に対して、政府の情報管理能力を問題視していましたが、政府の情報管理能力とは、情報隠蔽能力です。
民主主義において、隠蔽能力は不要です。

隠蔽能力が必要なのは、軍国主義のような独裁政治です。
独裁政治では、都合の悪い事を隠蔽し、都合の良い事だけを公開します。
民主党の小沢氏も、同様です。

アメリカも民主主義国家と言っていますが、
実態は、軍事力に力を入れる軍国主義国家です。
ですから、機密保護という隠蔽を行います。

戦争は、住民の生活・命を犠牲にして領土を守る行為です。
領土を守る事が、国益につながると考えるのは、愚かな軍国主義の発想です。

<補足1>
朝鮮半島のヨンピョン島での砲撃戦について、
一般的には、北朝鮮が挑発したように報道されていますが、
私には、韓国の軍事演習が、挑発行為に思えます。
さらに、米韓合同の軍事演習も、挑発的に思えます。

韓国の軍事演習に対して、北朝鮮が中止するように警告したにも関わらず、韓国が軍事演習を強行したため、北朝鮮が砲撃を始めたようです。
韓国が軍事演習を中止していれば、砲撃はありませんでした。
そもそも、国境近くでの軍事演習は、明らかに挑発行為です。

北朝鮮が計画的に準備していたとの話ですが、
韓国の挑発的な軍事演習に対抗するために、準備するのは当然でしょう。

つまり、韓国が軍事演習を行わなければ、死傷者は出なかったという事です。
国を守る軍隊の行動が、結果的に、国民に死傷者を出しています。
軍事演習を強行するならば、まず、住民を避難させるべきでした。

最近の韓国の対応は、北朝鮮に対して挑発的に思えます。

以前、韓国は、哨戒艦の沈没について、
北朝鮮の小型潜水艦からの魚雷攻撃と断定しました。
ほんとうにそうなのでしょうか?
かなり高度な技術が無いと、タイミングよく爆発させる事はできません。
北朝鮮に、そんな高度な技術があるとは思えません。
私が思うには、
昔、北朝鮮が訓練で発射した魚雷が不発に終わり、そのまま放置していたところへ、
たまたま、韓国の哨戒艦が、上を通り過ぎた際に、起爆装置が起動したのでは?
つまり、意図的に韓国の哨戒艦を狙ったのではなく、
単なる不発魚雷の事故なのでは?

何となく、韓国は、米国と協力して、北朝鮮を潰そうとしているのでは?

景気が悪い時には、戦争を望む人がいるようです。
戦争は大量消費です。
米国は、韓国と協力して、景気対策&北朝鮮問題に決着を付けようとしているのでは?

米国は、朝鮮半島の南北統一の構想を描いているようです。
確かに、北朝鮮問題に決着が付き、北朝鮮が韓国に併合されれば、たいへん良い事です。
拉致問題も解決できます。
くれぐれも、民間人を巻き込まないように、配慮してやってほしいです。

<補足2>
グローバル社会において、国境は、都道府県、市町村と同じ、単なる管理単位に過ぎません。
大切なのは、そこに住む人たちの生活です。
一人一人の住民の生活を大切に考えるのが民主主義です。
民主主義における主体は、個人です。
国は、個人の生活をサポートする存在に過ぎません。

昔からの軍国主義では、軍隊の力により、領土が決まりました。
戦争は、住民の生活・命を犠牲にして領土を守る行為です。
領土を守る事が、国益につながると考えるのは、愚かな軍国主義の発想です。

民主主義では、そこに住んでいる人たちの意思が大切です。
どの国に属するかも、住民の意思で決められるべきです。

ところが、
尖閣諸島の魚釣島には、人が住んでいません。
北方領土にも、日本人は住んでいません。
日本人が住んでいない状況で、日本の領土だと主張しても、説得力に欠けます。

日本の領土だと主張したいならば、まず、日本人が住むべきです。
釣が好きな民主党の小沢氏は、一兵足として、魚釣島に住む事をお勧めします。
北方領土についても、ロシアのパスポートを受けてでも良いので、日本人が住むべきです。
その上で、日本に属したいと住民が望めば良いのです。

今の日本政府の手法は、古い愚かな軍国主義の発想に基づいています。
「まず領土を確保してから、国民がそこに住む」というのは、軍国主義の発想です。
民主主義においては、個々の人がどこに住むかは個人の自由であるべきです。
北方領土に住みたい人は、ロシアのパスポートを受けて住めば良いのです。

民主主義では、話し合いによる共存共栄が基本です。
軍事力は不要です。

<補足3>
国境を越えて世界中で情報を共有できるインターネット
国と国との争いが絶えない現代ですが、インターネットは、簡単に国境を無くしてしまいました。
今や、「愛国心=狭い小さな自己中心的な愛」に過ぎません。
国という管理単位の役割も、大きく発想転換すべき時期に来ています。

「領土問題は小さい!夢は宇宙ぜよ!」
人類が宇宙に出て行けば、生物多様性も地球温暖化も解決できます。
宇宙開発は、全ての国が協力して進める事になるでしょう。
結果、人類は平和を手にできます。

人類の未来は宇宙にある
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