夢主義社会トップへ 金星探査よりも、宇宙開発は実用段階へ   2010年12月09日  戻る

金星探査機「あかつき」は、予定の軌道に入れず、失敗のようです。
次のチャンスは、6年後だそうです。

でも、宇宙開発は、6年後も、惑星探査レベルなのでしょうか?
そろそろ、研究段階は終わりにして、
実際に社会に役立てる段階に来ているのでは?

現状の宇宙開発は、のんびりと研究ばかり行っているようです。
これでは、お金がどんどん無駄に費やされるだけです。

宇宙へ出て行くための技術は、既に充分なレベルに達しています。
さっさと実用段階に入るべきです。

地球温暖化防止のために、CO2排出削減が望まれています。
とりあえず、大量の電力を必要とする工場は、宇宙へ出て行くべきです。
宇宙へ出れば、ソーラーパネルで、無尽蔵の太陽エネルギーを利用できます。

地上での太陽光発電は、効率が悪いです。
宇宙へ出れば、24時間太陽光を受ける事が可能です。
宇宙は広いですので、巨大な太陽光発電設備を作れます。
※狭い日本での太陽光発電は、無理があります。
※日本は、宇宙へ出て行く以外に、生きる道はありません。

政府は、これを全面的に後押しすべきです。
地上に、道路や鉄道、建物を作るよりも、宇宙開発に力を入れるべきです。
これからは、宇宙への道や、宇宙に建物を作るべきです。
地上での環境産業に力を入れるよりも、宇宙開発の方が、地球温暖化防止に効果があります。

地上での地球温暖化防止対策は、経済にマイナスになりますが、
宇宙へ出て行く行為は、地球温暖化防止と同時に、経済を大きく牽引します。

但し、地球の衛星軌道上では、落ちてくると危ないので、
地球と月の間のラグランジュ・ポイントに工場を設置すべきです。

ちなみに、ラグランジュポイントはココです。L1からL5まであります。

ラグランジュポイントは、天体力学で2つの物体が作る重力場が、遠心力と釣り合っている位置です。
ここに宇宙ステーションを置くと、安定しているので理想的な位置とされています。

惑星探査は、人類が宇宙に出てから行うべきです。
早く宇宙へ出て、巨大な宇宙コロニーを作るべきです。
宇宙に拠点を作れば、無重力ですから、いくらでも惑星探査機を打ち出して、研究を行えます。

<補足>
日本は、成長期→成熟期となり、現在、衰退期に入っています。
日本が新たな成長期を迎えるには、新たな産業が必要です。
多くの国民に大きな夢を与えられる新たな産業が必要です。
医療や介護、観光は、大きな夢とは言えません。

大きな夢は宇宙開発です。さらに、ロボット産業です。
人類が宇宙に出て、無限の太陽光エネルギーで、人型二足歩行ロボットが、人に代わり働くようになれば、無限の成長、無限の豊かさを手に入れる事ができます。

実際に人類が頻繁に宇宙へ出て行くには、軌道エレベーターが必要です。
現在のロケットでは、費用が掛かり過ぎ、エネルギー効率も悪過ぎます。
軌道エレベーターの理論も、どんどん具体的なものになってきています。
そろそろ、本格的に開発を進める時です。
高速増殖炉の本格運用の可能性よりも、軌道エレベーターの方が、実現性が高いです。

リニア新幹線や高速増殖炉「もんじゅ」の費用を、宇宙エレベーターの開発に向ければ、数十年で本格運用できるでしょう。

そして、宇宙観光産業で、富裕層に利用してもらえば、すぐに回収できるでしょう。
もちろん、ビジネスで宇宙へ出て行く人も増えるでしょう。
今後、必要なのは、宇宙への道です。

★人類の未来は、宇宙にある!