今の社会では、競争に勝った者が、富を得ます。 このため、人々は、何が何でも勝ちたいと考えます。 十分な能力の無い者が、勝ちを得るためには、 他人の足を引っ張り、他人を踏み台にする以外に、方法がありません。 結果、競争社会では、悪が増加します。 競争に勝っても、何も得をしない社会構造になれば、自然に悪意は消滅します。 競争しないと堕落・衰退すると考える人がいますが、堕落・衰退するのは悪意だけです。 善意は、堕落・衰退しません。 逆に、協力社会では、善意が増加します。 他人に与えることで、自分も社会のために役立てた喜びを感じることができます。 ちなみに、日本では、協調性のある人が望まれるようですが、 協調性と協力では、意味が違います。 協調性とは、性質です。 本能的な行動であるために、理性が伴っていません。 このため、本来どうあるべきか、何が正しいのかを考えずに、周囲に合わせます。 談合・癒着・様々な不正は、協調性による行動です。 これに対して、協力は、自分でしっかり考えて、納得の上で行動します。 協力と協調性の違いは、理性が有るか否かの違いです。 <補足> 「資本主義社会」は、お金をベースに競争する社会です。 「夢主義社会」では、このお金を廃止します。 「夢主義社会」は、夢(社会貢献)をベースに協力する社会です。 「夢主義社会」への革命は、現金の廃止から始まります。 私の案を本「夢主義社会」にまとめました。 従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。 私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |