格差の真実:おもちゃのお金を実社会で使える 2012年02月05日
格差が拡大しているようです。 格差拡大の理由は、政府が巨額のお金をばら撒いたからです。 巨額のお金のほとんどは、マネーゲームに回されます。 金融業、保険業、不動産業等は、すべて、マネーゲームです。 マネーゲームで勝った人がお金持ち、負けた人は貧乏人になります。 マネーゲームに参加しない人は、当然、貧乏です。 巨額のお金が、マネーゲームで動くようになった結果、 労働の対価として支払われるお金の割合が、どんどん低下しています。 人の雇用に回されるお金が減り、雇用問題が起きています。 政府が、景気対策と称してお金をばら撒けば、ばら撒くほど、格差が拡大します。 ■格差の真実 今の社会では、 お金は、マネーゲームの対価です。 トランプゲームや麻雀等を、おもちゃのお金を賭けて行っているのと同じです。 実際に、ゲームに参加しないとお金はもらえません。 マネーゲームは、都市で多く行われており、地方では行われていません。 このため、地方に住む人たちは、お金を手にできません。 ※ちなみに、ゲームで負けた人は、破産で、負債をチャラにしてしまうようです。 実際にマネーゲームを行っているのは、経営者です。 仕事は、マネーゲームに参加している経営者に仕える事です。 問題なのは、マネーゲームで得られたお金で、 ゲームに参加していない人から物を買うことができるということです。 本来、ゲームで得られたお金は、おもちゃのお金であり、 実社会で使うのは、不正な行為だと思うのですが、 何故か、今の社会では、それが正しい行為ということになっています。 これが格差の真実なのです。 トランプゲームや麻雀といった事業の中で、お金を動かし、勝つことでお金を得ます。 より多くのお金を動かせば、より多くのお金を得ることができます。 多くのお金を得た経営者に仕えている人も、多くの報酬を得られます。 負けた人は、自己破産し、再チャレンジできます。 ゲームで得たお金で、ゲームに参加しない人がコツコツ努力して作った物を買えます。 ゲームに参加した人が、たまたま、その物を気に入って高いお金を払えば、 コツコツ努力した人も報われるのでしょうが、 そもそも、何故、おもちゃのお金で現実の物を買えてしまうのか?そこが問題です。 おもちゃのお金が横行する「資本主義社会」そのものに問題がありそうです。 <追伸> 「夢主義社会」は、「資本主義社会」に代わる新しい社会構造です。 お金に代わり、夢が重視される社会です。 お金とは何か? 愛・夢・欲望とは何か? その真実を極めた時、人類の進むべき道が見えてきます。 それが、「夢主義社会」です。 私の案を本「夢主義社会」にまとめました。 従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。 私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。 |