検察審査会の意義:国民は法律を変えられる 2012年11月14日
国民の生活が第一の小沢代表は、検察審査会の有り方を問題視しているようです。 「プロの検察が調べて問題無しと言っているのだから、 素人の検察審査会は引っ込んでろ!」 と言いたいようです。 当に、悪の権化らしい発想です。 検察審査会は、小沢代表のようなズル賢い悪人を裁くために存在します。 検察は、法律に従うだけです。 検察は、法律の不備をチェックできません。 でも、国民は、法律の不備をチェックして、法律を変えるように働き掛ける事ができます。 このために、裁判では、公開の原則があります。 そして、検察審査会が存在します。 裁判で、有罪にできなくても、 国民は、議員を選挙で裁く事ができます。 また、国民感情に、時効はありません。 歴史の中で裁く事も可能です。 <補足> 今回の裁判は、政治資金規正法違反での起訴でした。 ここに根本的な間違いがあります。 本来は、賄賂罪に問われるべきだったのです。 政治家が作った政治資金規正法で、政治家自身を裁く事は、不可能なのです。 政治資金規正法は、「違法性の認識」が重視される曖昧な法律です。 そして、裁判は、「疑わしきは罰せず」が基本です。 このような現状では、裁判で有罪にする事は、不可能なのです。 賄賂罪に問えば、4億円のタンス預金について、もっと踏み込んだ調査ができたでしょう。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |