夢主義社会トップへ 格差の真実:おもちゃのお金を実社会で使える   2012年12月17日  戻る

格差が拡大しているようです。
格差拡大の理由は、政府が巨額のお金をばら撒いたからです。
巨額のお金のほとんどは、マネーゲームに回されます。
金融業、保険業、不動産業等は、すべて、マネーゲームです。
マネーゲームで勝った人がお金持ち、負けた人は貧乏人になります。
マネーゲームに参加しない人は、当然、貧乏です。

巨額のお金が、マネーゲームで動くようになった結果、
労働の対価として支払われるお金の割合が、どんどん低下しています。
人の雇用に回されるお金が減り、雇用問題が起きています。

政府が、景気対策と称してお金をばら撒けば、ばら撒くほど、格差が拡大します。

格差の真実
今の社会では、
お金は、マネーゲームの対価です。
トランプゲームや麻雀等を、おもちゃのお金を賭けて行っているのと同じです。
実際に、ゲームに参加しないとお金はもらえません。

マネーゲームは、都市で多く行われており、地方では行われていません。
このため、地方に住む人たちは、お金を手にできません。
※ちなみに、ゲームで負けた人は、破産で、負債をチャラにしてしまうようです。

実際にマネーゲームを行っているのは、経営者です。
仕事は、マネーゲームに参加している経営者に仕える事です。

問題なのは、マネーゲームで得られたお金で、
ゲームに参加していない人から物を買うことができるということです。
本来、ゲームで得られたお金は、おもちゃのお金であり、
実社会で使うのは、不正な行為だと思うのですが、
何故か、今の社会では、それが正しい行為ということになっています。

これが格差の真実なのです。

トランプゲームや麻雀といった事業の中で、お金を動かし、勝つことでお金を得ます。
より多くのお金を動かせば、より多くのお金を得ることができます。
多くのお金を得た経営者に仕えている人も、多くの報酬を得られます。
負けた人は、自己破産し、再チャレンジできます。

ゲームで得たお金で、ゲームに参加しない人がコツコツ努力して作った物を買えます。
ゲームに参加した人が、たまたま、その物を気に入って高いお金を払えば、
コツコツ努力した人も報われるのでしょうが、
そもそも、何故、おもちゃのお金で現実の物を買えてしまうのか?そこが問題です。

おもちゃのお金が横行する「資本主義社会」そのものに問題がありそうです。

<追伸>
「夢主義社会」は、「資本主義社会」に代わる新しい社会構造です。
お金に代わり、夢が重視される社会です。

お金とは何か?
愛・夢・欲望とは何か?
その真実を極めた時、人類の進むべき道が見えてきます。
それが、「夢主義社会」です。

私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。