夢主義社会トップへ デフレ・円高は、景気対策の反動   2013年03月01日  戻る

自民党の圧勝で、金融緩和(ばら撒き)に期待しているようです。
確かに、ばら撒いている間は、一時的に景気が良くなるでしょう。
でも、ばら撒きを止めた途端に、急下降します
また、ばら撒きを続ければ、財政破綻です。

世界経済は、右肩下がりのトレンドに入っています。
右肩下がりの下り坂で、無理にジャンプすると、その後、大きく落ち込むことになります。
場合によっては、転げ落ちるでしょう。
兎(うさぎ)が、下り坂が苦手なのと同じです。

現在の、円高・景気低迷は、景気対策の反動なのです。

景気が下り坂の状況で、政府がお金をばら撒いて、物作りを行なうと、供給過剰になります。
それが、デフレを招きます。
景気対策として、ばら撒きを期待する国民が多いようですが、その欲望が、デフレを長期化しています。
※金融緩和政策では、所得格差が広がるだけで、インフレには向かいません。
昔、インフレになったのは、戦争により、物が不足したからです。

企業は、国内では消費出来ないので、輸出します。
輸出が増えると、市場経済では、円高に向かいます。
最近の円安は、原発停止で、石油や天然ガスの輸入が増えたからです。

政府が行なうべきは、規制緩和・規制撤廃です。
規制緩和により、自由な経済活動を支援する事が大切です。
規制緩和により、起業が増え、新しい会社が育てば、雇用が増えます。

しかし、日本では、「出る杭は打たれる」ケースが多いです。
出る杭を打つ事は、日本経済の伸びる芽を、摘む行為です。
規制強化により、新しい会社がどんどん潰されているのが現状です。

今の日本は、官僚主導の封建社会です。
官僚の意向に従わないと、「出る杭は打たれる」で潰されてしまいます。
民間レベルで何かやろうとする度に、
官僚が出て来て、潰すので、国民は元気を失います。
※規制強化→官製不況
以前、小泉構造改革も、官僚による規制強化で潰されました。

<補足>
雇用対策に予算を配分するという話がありますが、
雇用対策で大切な事は、仕事の場を用意する事です。

仕事の場は、企業に求めず、国として仕事を用意すべきです。
例えば、清掃業務や耕作放棄地の整備等が良いでしょう。
当然、仕事の都合で転勤をさせる事もあります。
このように考えれば、仕事はいくらでもあります。

一般企業に仕事の場を求めるから、なかなか就職できないのです。
さらに、本人の自由意志に任せるから、なかなか仕事に就けないのです。
強制労働にすべきです。

まずは、生活保護を受ける人について、
働ける人には、強制労働を義務付けすべきです。
一時的に、公務員扱いにすれば良いでしょう。

強制労働を行いながら、休日に、ハローワークへ行って、
自分が行いたい仕事を見つけるのは、本人の自由です。

夢主義社会」では、全ての人は、8時間の睡眠と、8時間の労働義務と、8時間の自由を許されます。
労働義務を果たさない場合、犯罪と見なし強制労働させられます。

■「夢主義社会」に、お金はありません。
■人々は、夢を追い求めます。
■報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。

私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。