昨日、郵政法案が衆院本会議で可決されました。 次は、参院です。 「郵政民営化は、日本経済活性化の切り札!」 にも関わらず、郵政民営化法案に反対する人が多いのは何故か。 理由は、変わる事を良しとしない人々が日本に多いからです。 構造改革によって困る人たちは、現在の社会構造の中で、富を得ている人たちです。 「なぜ、今、郵政民営化をやらなければならないのか」という声があります。 逆に言えば、「もっと後でやってくれ」 さらに極端な言い方をすると、「俺が、死んだ後、やってくれ」ということになります。 この人たちは、現在の自分の立場に満足しており、それを変えてほしくない人たちです。 「今の日本が、赤字財政でたいへんなことは分かっているが、自分の今の立場を脅かされるのは困る。俺が死んだ後、やってくれ。」ということです。 つまり、「今の自分さえ良ければ、それでかまわない。日本の将来はどうでも良い。」ということです。 お金は、天下の流れ物です。 社会構造が変われば、お金の流れも変わります。 現在の社会構造の中で利を得ている人たちは、その利を失う可能性があります。 現在の地位に居座ることで、労せず利を得ている人たちにとって、構造改革は脅威です。 そもそも構造改革は、そのような不正なお金の流れを変えることが目的です。 「構造改革無くして、日本経済の活性化無し」 改革は、迅速に実施される必要があります。 改革の先延ばしは、日本経済活性化の先延ばしです。 |