夢主義社会トップへ 舌先三寸の腐った選挙   2005年09月14日  戻る

候補者の名前を連呼するだけの、うるさい選挙が終わりました。

自民党が圧勝したのは良かったのですが、郵政民営化に反対して、自民党を締め出された議員も15人当選していました。私としては、郵政民営化よりも、昔ながらの舌先三寸の「古狸・詐欺師・ペテン師」みたいな議員が消えることを、期待していたので、たいへん残念です。

何故、昔ながらの舌先三寸の「古狸・詐欺師・ペテン師」みたいな議員が当選したのか?
本来、選挙では、候補者の選挙公約を重視して、判断すべきです。
それが、昔ながらの選挙では、
  ・地元だから
  ・あいさつに来てくれたから
  ・候補者の名前が耳に残っていたから
という理由で、投票するケースがあるようです。

候補者の名前を連呼するだけの、うるさい選挙は、候補者の問題というよりも、有権者がそれを望んでいるということになります。そういう有権者の心理を、舌先三寸でうまくつかんだ候補者が当選します。
重視すべき選挙公約を棚上げにして、舌先三寸で利を得るというのは、「詐欺師と同じではないのか?」と感じます。このような議員が、国会で好き勝手な事を言うのですから、国会が混乱するのは当然です。舌先三寸で当選した議員を、腐敗因子と呼びたいと思います。
今回の選挙で、自民党は改革政党になったのですが、ほんの一部でも腐敗因子が残っていると、そこから、腐敗は広がって行くものです。

本来、選挙は、選挙公約を重視すべきです。現在の、舌先三寸を重視した選挙は、廃止すべきだと思います。
マニフェスト選挙では、マニフェストに記載された政権公約で判断することになります。候補者一人一人が選挙活動を行う必要はありません。マニフェストを基本にした静かな選挙にすべきだと思います。