夢主義社会トップへ イーホームズより国の責任   2006年07月07日  戻る

耐震強度偽装事件を、隠蔽(いんぺい)せずに公表した確認検査機関イーホームズが、検査機関指定取り消し、さらに、架空増資事件で起訴されています。
今回の耐震強度偽装事件では、国の制度上の不備が一番の原因です。つまり、国に一番の責任があります。それを指摘したイーホームズに対して、過重な処分を与えるのは、「国の責任を問われないように、イーホームズを黙らせたい」という国の意図が感じられます。

今回の被害者の中には、イーホームズを問題視している人もいるようですが、本来は、被害者の人たちは、イーホームズと協力して、国の責任を問うべきです。それ以外に、被害者の人たちが救われる道はありません。

このままでは、正直に事件を公表したイーホームズが、「正直者はバカを見る」ということになってしまいます。

最近、役所、警察、病院等の本来一番信頼されるべきところで、様々な隠ぺいが起きています。
こんな時代だからこそ、正直に事件を公表したイーホームズを、潰してはならないと思います。