夢主義社会トップへ サラリーマン=金で心を買われた人間   2006年07月11日  戻る

「人の心も金で買える」という言葉が問題視されていましたが、この言葉は腐った現代社会を風刺した言葉であり、現代社会を最も適切且つストレートに表現した言葉だと思います。
「人の心も金で買える」という言葉に反発する人が多いのは、人の心の中に、思い当たる点が多くあり、その後ろめたさから、反動として反発していると考えられます。もし、全く見当外れな言葉であるならば、だれも相手にせず、問題にならないでしょう。

・労働の対価としてお金を欲する
・お金を得るために働く
・お金を得るために、精神誠意頑張る
このような状況は、「お金を得るために、心を売る行為」のように思えます。
そういう意味では、「サラリーマンは、金で心を買われた人間」といえるかも知れません。

一度、会社に従属してしまうと、会社のために、誠心誠意頑張る。
会社のためなら何でもする。
談合、癒着、詐欺、不正、場合によっては殺人もあるかもしれません。
サラリーマンは、会社組織の中で、単なる歯車として動いているように思えます。
長年、歯車として動いていると、自分の心を失い、ほんとうの歯車になり、善悪の判断もできなくなっているように思えます。正に、「サラリーマンは、金のために、心を売り渡した人間」と言えます。