夢主義社会トップへ 小泉首相靖国神社参拝と日本遺族会の関係   2006年08月06日  戻る

日本遺族会は「内閣総理大臣の靖国神社参拝の継続・定着」という方針を出しているそうです。
小泉首相は「首相の職務ではなく、私の信条から発する参拝」と釈明しています。

小泉首相の言葉を信じるならば、小泉氏が個人的に参拝しているのであって、「内閣総理大臣としては靖国神社参拝していない」分けであり、日本遺族会の方針を無視していることになります。

逆に、日本遺族会の方針を尊重して、小泉首相が靖国神社参拝を行ったのであれば、「内閣総理大臣として靖国神社参拝した」ということになり、政教分離の原則に違反したということになります。

小泉総理は、なぜ中国が靖国参拝について批判するのか分からないそうです。分からないのであれば、きちっと中国に確認して、話し合い、お互いに納得できた状態で、靖国参拝すべきです。納得してもらえるまでは、参拝を控えるべきです。総理大臣が自分の個人的な信条だけで、行動して良いはずがありません。
「不戦の誓いと、戦没者への哀悼の念で参拝している」と言っていますが、その参拝がきっかけで、戦争になってしまったら、何にもなりません。

韓国にも遺族会があるそうです。中国や北朝鮮も、何かに付けて、戦争当時の日本の行為を問題視してきます。
終戦後、60年を過ぎましたが、当時の想いは、その遺族によって怨念として受け継がれている感じがします。その怨念で政治家は動かされている感じがします。その怨念で、再び争いが始まらないことを祈ります。

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