夢主義社会トップへ 移植腎臓、御礼の挨拶中に捨てられる   2006年10月14日  戻る

腎臓移植において、ドナーから摘出した腎臓が入れられたクーラーボックスを、移植コーディネータが手術室に放置していたところ、誤って捨てられたそうです。
移植コーディネータが、ドナーの家族に御礼の挨拶に行っている間に、捨てられたそうです。
これでは、ドナーは報われません。
また、移植を受ける予定の患者も、移植を受けられず、場合によっては、命を縮めることになったと考えられます。

何故、大切な腎臓が入ったクーラーボックスが放置されてしまったのか?
ここが問題だと思います。
移植コーディネータは、舌先三寸で要領良く振舞って、移植がスムーズに行われることを重視します。つまり、ドナーとの人間関係を重視して、まずはドナーに御礼の挨拶をしなければと考えたのでしょう。その結果、大切な腎臓が入ったクーラーボックスが放置されてしまったようです。

挨拶重視、人間関係重視が、「本来の目的」を二の次にさせてしまったと考えられます。

似たような?事故として、主婦同士が御喋りをしている間に、その子供が事故に合うということがあります。
日本は、挨拶や人間関係が重視される社会です。
ここに、日本社会の問題の根幹があります。
挨拶や人間関係よりも、「本来の目的」を重視して行動してほしいと思います。

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