夢主義社会トップへ 生徒に社会奉仕を強要は、逆効果   2006年10月19日  戻る

学校教育では、「社会奉仕体験活動」というのがあるそうです。
「社会奉仕」は良いことですが、これが、強制であってはなりません。
強制は、心を踏み潰す行為です。

子供たちに、「社会奉仕」の心を定着させるには、大人が率先して、「社会奉仕」を行うべきです。
例えば、
・公共工事は、全てボランティアで無償で行う。または、低報酬で行う。
・政治家や公務員は、無償で働く。または、低報酬で働く。
このような大人の「社会奉仕」が増えれば、子供たちの意識の中で、「人はお金のために働くのではなく、社会のために働くのだ」という考えが定着するでしょう。

「社会奉仕」とは、報酬を望まず、労働する行為です。
※勝って高い報酬を得たいと考える現代社会と、正反対の行為です。

現代社会では、生徒に「社会奉仕」を強要しながら、先生は、自分自身の能力が認められ、高い報酬を得ることを望んでいます。
これでは、生徒は、「自分たちは、先生の出世ために利用されている」と理解するでしょう。

先生の報酬にメリハリを付けることが大切と言われていますが、大きな間違いです。

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