夢主義社会トップへ いじめは後天性発達障害   2006年10月26日  戻る

今の社会は悪の社会です。
悪の社会に生まれ育った子供たちは、理性を育む機会がありません。
親も先生も、悪意に満ちた言葉を使っています。
TV番組やニュースで報道される内容も、悪意に満ちた内容が多いようです。
「いじめ」は、このような悪の社会の中で、脳の中の一つの機能である「理性」に障害をきたした状態なのではないでしょうか?

脳の中は、各箇所毎に役割があり、様々な機能を持っています。
しかし、その機能は使わないと退化してしまいます。

一般的には、先天的に、脳の一部の機能が充分に機能しない場合に、発達障害と言われていますが、生まれた後に、脳の個々の機能をしっかり使わなかった場合でも、その脳は充分に機能しなくなり、発達障害と同じ状態になります。

「いじめ」は、悪の社会の中で、脳の中の一つの機能である「理性」を使うことなく育った。結果、「理性」が退化し、正常に機能しなくなった。これもまた、ひとつの発達障害と言えるのではないでしょうか。

原因はどうであれ、善良な人間に危害を加える人間を、一般社会に不用意に放置されたのでは、たいへん危険です。

最近の裁判では、殺人を犯した発達障害の人間に、検察側の無期懲役の求刑に対して、「少年刑務所で12年の刑」が言い渡されました。12年かけて、この犯罪者を矯正すべきとの裁判官の判断のようです。ほんとうに矯正可能なのでしょうか?12年かけて単なる反省のポーズを身に付けて、一般社会に復帰されたのでは恐怖です。

「いじめ」と「殺人犯」を同等には考えられないと言う人が多いと思いますが、「いじめ」によって自殺者が出たということは、「いじめによる殺人」と考えられます。

しかし、危険な人間だからと言って、無期懲役で刑務所に入れて置けば良いとは思いません。全ての人間は人類の未来のために役立つべきです。しっかりとした管理の中で、人類の未来のために、有益な労働をしてほしいと思います。

夢主義社会
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