夢主義社会トップへ 履修は損なの?   2006年10月31日  戻る

「必修逃れが生徒にとって得であり、正しく履修した生徒が損になる」
というのは、文部科学省の学習指導要領が、生徒のためにならないカリキュラムだったということになります。

本来、文部科学省が決めた必修科目が、大切な科目であったならば、生徒自身から「補習授業をしてほしい」と要望が出てくるべきです。
そういう要望が無いということは、文部科学省が勝手に決めた学習指導要領が、「実情に合わない必須科目」だったということです。

もちろん、教育委員会に虚偽のカリキュラムを提出していた学校側に問題はあります。本来は、教育委員会に学習指導要領の問題点を指摘すべきでした。不正行為を行った学校の校長・教頭は、全員、免職にすべきです。
※一般の先生まで免職すると、先生が足りなくなるので、一般の先生はとりあえず残します。

高校は、義務教育ではありません。
学生が必要とする知識を、教えることが大切です。
学生が入試を重視するならば、それに合わせるのは正しい行為です。

<対策>
とりあえず、今回の件については、学生に負担を掛けない方向で、決着すべきです。
卒業の条件を整えるためだけの無意味な補習授業は、一切行うべきではありません。
現在の3年生については、年度初めに設定したカリキュラムで、卒業を認めるべきです。
カリキュラムに問題があるならば、来年から改善すべきです。

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