夢主義社会トップへ 価格競争したくないドコモ・KDDI   2006年11月03日  戻る

ドコモ・KDDIは、公正取引委員会に圧力を掛けて、
ソフトバンクによる「価格破壊」を止めようとしているようです。

ドコモ・KDDIは、今まで、巨額の設備投資を、湯水のように行ってきました。
そして、その費用を全て、利用料に上乗せしてきました。
現在の携帯電話の利用料が大変高いのは、これが原因です。

良好な通信環境を実現するための設備投資は良いのですが、それ以外の費用は、できるだけ抑えるべきです。

今回の携帯会社変更に伴うソフトバンクモバイルのシステムの処理能力オーバーが問題視されていましたが、逆に言えば、ドコモ・KDDIが用意したシステムの能力があまりにも高過ぎたとも考えられます。高速のコンピュータで、低速のコンピュータに大量のデータを送れば、低速のコンピュータはパンクします。3社のシステム能力が同じレベルであれば、パンクしなかったでしょう。

高い処理能力で統一すれば良いと思うかもしれませんが、その設備投資は、利用料に反映されます。したがって、必要最小限の処理能力で統一すべきだったのです。特に、今回の携帯会社変更に伴う処理が集中するのは、最初だけです。以降は、大きく減少するでしょう。そんな事務処理のために、過大な設備投資を行うのは、過剰投資です。そして、その費用は、全て利用料に反映されます。これが、現在の携帯電話の利用料の高止まりの原因だと思います。

ソフトバンクの「0円」広告に対して、公正取引委員会から、
「顧客の誤解を招く景品表示法違反の恐れ有り」と指導があったそうです。

アピールしたいことを、大きく表示するのは、一般的な行為です。
結果として、他の文字が小さくなります。
テレビCMや広告チラシ等を作る際には、このような行為は、常に行われています。
それを、ソフトバンクだけ問題視するのは、公正な監視を行っているとは思えません。
※公正取引委員会が不公平な監視を行っている?

「顧客の誤解を招く」と言うのならば、全てのテレビCMや広告チラシ等について、都合の悪いこともしっかりと強調して説明するように指導すべきです。

「出る杭は打たれる」と言われますが、日本社会では、昔からの権力者がいつまでも居座り、新たに力を得ようとする人間を許さない社会です。
昔からの権力者が、その権力によって、あちこちに働き掛けて、
・圧力を掛け
・足を引っ張る
・邪魔をする
・嫌がらせをする
ある意味で暴力団と変わらない行為です。
子供の頃は「いじめっ子」と呼ばれる人間が、大人になると「暴力団」になるのでしょう。

でも、ソフトバンクは、そんな「いじめ」には負けません。
大人のソフトバンクですから。
「頑張れ! ソフトバンク!」
「負けるな! ソフトバンク!」

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