夢主義社会トップへ 証取委員会に逆らうと怖いので、反省のポーズ   2006年12月26日  戻る

日興のトップが、利益水増し問題で、辞任するそうです。
当初は、一社員のミスとしていたのですが、金融庁や証券取引等監視委員会の意に反した態度を取ると、ライブドア事件のように、上場廃止に追い込まれる可能性があるため、言いたいこと(真実)は、二の次にして、反省のポーズを取ったようです。

確かに、一社員のミスでも、経営者としての管理責任は免れないでしょう。
しかし、同様の行為は、他の証券会社でもありそうに思えます。
たまたま、日興に捜査のメスが入っただけという感じがします。

何となく、「弱い者いじめ」のように見えます。
もっと大きな力を持った証券会社ならば、もし不正があっても、金融庁や証券取引等監視委員会とうまく話を付けて、大きな問題にならないようにしているかもしれません。

そもそも、証取法そのものに不備があるために、様々な不正が起き易いのではないでしょうか?
一企業を問題視する事よりも、証取法を見直すことが、先決だと思います。

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