夢主義社会トップへ IT革命の基本:直接会わない   2007年07月02日  戻る

「IT革命の最終形」を考える際に、IT革命とは何か?を考える必要があります。
IT革命とは情報革命です。
従来は、必要な情報を得るには、人と人が会って話をする事が基本でした。
それが、IT革命により、人と人が直接会う必要がなくなったということです。

でも、未だに、「大事なことは会って話をしないとダメだ」と考えている人が多いと思います。
言い方を変えると、「会って話をしないと、自分の思い通りに相手を説き伏せることができない」と言うことです。
さらに、ストレートに言うと、「会って話をすることで、相手を自分の思うように操れる」ということです。

これは詐欺行為です。
詐欺行為は、証拠が残らない事が多く、犯罪として立証することが難しいようです。
また、現在の法律そのものに不備があり、全ての悪意を法律で裁くことはできません。

現代社会では、「情報は金なり」で、情報をうまく操作することで、多くのお金を得ることができます。
ある意味で、現代の格差は、情報の不正な操作によって生じていると考えられないでしょうか。

従来の社会では、人間関係が重視され、人間関係の中にいる人は得をして、外にいる人は損をします。
従って、より大きな人間関係の中に入れば、より多くの得をします。
その人間関係の中で、要領よく振舞うことで、より上の地位を得て、さらに得をします。

IT革命では、人と人が直接会う必要が無くなる為に、人間関係により損得が決定されるという不条理が無くなります。
つまり、格差が無くなります。
そして、全ての人間が、真に平等で、自由に行動できる社会になります。
人類の未来のために、本来どうあるべきかを、一人一人が冷静に考え、行動できる社会になります。

IT革命とは、人類が真の自由と平等を得るための革命と言えます。