夢主義社会トップへ お金よりも、未来に向けて歩むことが大切   2007年07月13日  戻る

「世の中銭や!銭が全てや!」
「世の中は、お金を中心に回っている」
と考えている人が多いようです。

本来、お金は、人々がお互いに協力して、未来に向けて歩むための、一つの手段・媒体・ツールに過ぎません。
人類の未来に向けて歩む努力に対して、その努力を認め、適正な対価を払うことで、お互いの協力を円滑に進めることができます。
このために、お金と言う媒体が存在します。

ところが、いつのまにか、「努力をせずに如何にお金を得るか」という発想に変わっています。
この時点で、お金は、手段・媒体ではなく、目的になったということです。
本来の目的は、「未来に向けて歩むこと」です。

手段・媒体として便宜的に作られた仮想の存在であるお金が、目的になってしまった分けですから、様々な問題が生じるのは、当然の成り行きです。

本来、個々の人間の能力には、大きな差はありません。
お金を、人類の未来に向けて歩む努力に対する対価と考えるならば、それが、桁違いの大きな収入の差になっているのは、間違った対価と言えます。