負けるが勝ち:戦争に負けたから今の日本がある 2007年08月06日
勝つ事が至上命題の現代社会で、「負けるが勝ち」という言葉を耳にしなくなりました。 でも、戦争に負けた結果、平和な社会を手に入れた日本のことを考えると、「負けるが勝ち」は正しいと感じます。 勝つためには、戦って、相手を傷付け、自分も無傷ではいられません。 戦わずに、即、負けを認めれば、だれも傷付きません。 これこそ、真の勝利ではないでしょうか。 でも、勝ち負けに拘る今の日本人に、この選択は難しいようです。 「勝った者が正義」という言葉がありますが、これは悪の社会の論理です。 「負けるが勝ち」という言葉は、善の社会の論理です。 |