夢主義社会トップへ 感謝ではなく陳謝と不戦の誓い   2007年08月15日  戻る

「戦没者を慰霊・追悼」により、愛国心を強化し、「国のために戦おう!」なんて話になったら、愚かです。
「戦没者を慰霊・追悼」により、不戦の誓いを行い、平和の大切さを感じ、和平のために外交努力することが大切です。

 戦争で亡くなられた人に対して「追悼と感謝」という言葉を聞きますが、「追悼」は良いのですが、「感謝」は違うと思います。
「国のために戦って頂きありがとう」では、戦争を美化(肯定)することになり、問題です。
国のために戦って亡くなられた人に対しては、「感謝」ではなく、「愚かな戦争に参加させてしまい申し訳ない」という陳謝の気持ちが大切だと思います。
そして、「二度と戦争はしない」という誓いが大切です。

靖国神社問題が取り上げられることが多いのですが、私が思うには、「戦没者の霊は、人の心の中」に存在します。靖国神社に奉ってあると言っても、形式的なものです。形式的なものですから、靖国神社とは別に、新たな追悼施設を作って、行くことにしても、問題ないはずです。少なくとも、この問題で、国同士の争いになることは、戦争で亡くなられた方々も望まないでしょう。