現代社会は、物作り能力よりも、コミュニケーション能力が重視される社会です。 コミュニケーション能力だけで、物作り能力を持たない人間が生きていくには、他人から物を奪う以外にありません。 他人から物を奪うことは悪です。 つまり、コミュニケーション能力が重視される社会は、悪の社会ということになります。 思いやりが大切と言われますが、 善の社会では、思い与えることができます。 しかし、悪の社会では、思い奪うことになります。 相手を思い奪うことが日常的に行われる社会では、マナーの悪化は当然の成り行きと言えます。 そして、マナーの悪さを注意する行為もまた、コミュニケーション能力です。 マナーの悪さの原因であるコミュニケーション能力を使えば使うほど、社会は悪に向かいます。 これは、戦争を終わらせるために、戦争をするのと同じで、戦争は拡大するだけです。 マナーの改善には、コミュニケーション能力よりも、物作り能力を重視する社会に変えることが大切です。 子供は、親の背中を見て育ちます。 子供は、親がコツコツ額に汗して働く姿を見て、自分もコツコツ頑張らなければと思います。 舌先三寸の言葉よりも、御手本になる行動を見せることで、物作り能力を重視する社会に変えることができます。 |