夢主義社会トップへ 構造改革の痛みは、富裕層が負担すべき   2007年09月14日  戻る

「痛みを伴う構造改革」と言われますが、これは、歳出削減による痛みだと思います。
でも、この痛みは、何故か貧しい人たちに集中します。
その理由は、上に立つ人間たちは、その権限により、歳出削減による痛みを、自分の下の立場の人間に負担させているからです。

企業間では、下請会社に損失を負担させます。
会社の中では、社員を安い報酬で使います。
これにより、上に立つ人間たちは、自分の報酬だけは、しっかり確保します。
これが、富裕層です。
つまり、上に優しく、下に厳しい社会構造と言えます。

真に構造改革すべきは、この社会構造です。
対策としては、例えば、「年収1千万円以上は税金で没収」といったように税制度を変えれば良いのです。
そうすれば、経営者が一人で多くの報酬を確保することは無駄になります。
結果、今まで、経営者に集中していた報酬が、従業員に分配されます。