夢主義社会トップへ リストラは正社員を減らして、派遣社員を雇用?   2007年09月26日  戻る

再び、企業のリストラによる人材削減が増えているようです。
リストラとは、リストラクチャリング(Restructuring)の略で、本来の意味は事業再構築です。
ところが、現状では、事業再構築というよりも、正社員を減らして、派遣社員を雇用していたりします。
つまり、給与の高い正社員を減らして、安い給与で働いてくれる派遣社員や、海外の労働力を利用するように切替えているだけだったりします。
これは、経営者が無能であるために、本来の事業再構築が行えず、安易な人件費削減という方法をとったということです。

企業の競争力とは、実は、そのほとんどが、安い人材を利用して、経費を削減しているだけだったりします。
このため、「企業の競争力の向上=格差の拡大」となってしまいます。

本来、企業の競争力とは、良い商品・サービスによるものであるべきです。
でも実際には、安い人材を利用して、経費を削減しているだけです。
このため、商品・サービスの品質が低下してきます。
これが「安全・安心」を低下させています。