夢主義社会トップへ 緊急地震速報:家の外の方が安全では?   2007年10月09日  戻る

緊急地震速報がスタートしました。
でも、一般人には、あまり役に立たないのでは?という気もします。

大きな揺れを生じる震源地に近い場所では、緊急地震速報は、間に合いません。
緊急地震速報を当てにしていたら、緊急地震速報の前に地震が来たということになります。

逆に、地震までに時間があるということは、震源地から離れているということで、大きな揺れはありません。
緊急地震速報を聞いて、慌てて非難しようとして転んで怪我をした。でも、実際の地震では、大した揺れは無かった。ということになります。

チョット気になったのが、緊急地震速報を聞いての行動です。
家の外で遊んでいた子供を、家の中に呼び寄せて、家の中のテーブルの下に避難というのは、間違っていると思います。
もし、家が壊れたら、生き埋めです。
普通、地震が起きたら、家の外へ出るべきではないでしょうか?
マンション等で、直ぐに家の外へ出られない人や、住宅密集地で、家の外が危険という場合は、机の下ということになります。

通常、緊急地震速報を聞いたということは、家が壊れるような大きな揺れは有り得ないので、机の下で良いのかもしれません。

<追伸>
緊急地震速報は、地震予知ではありません。
実際に地震が起きた後に、その情報を揺れよりも早く電波で伝えるだけです。
やはり、地震予知情報がほしいと思います。
現状では、公の機関から地震予知情報が出されることは無いようなので、