夢主義社会トップへ 証券会社は、インサイダー取引?   2007年10月16日  戻る

野村證券が巨額の損失を発表しました。
この発表で、株式市場は下落しているようです。
野村證券は、自分の会社の業績発表で、株価が下落することを分かっていたはずです。
野村證券は、この株価下落を期待して、空売りしていた可能性があります。
これは、明らかに、インサイダー取引ではないでしょうか?
流石に、自社株を空売りはしないでしょうが、他社の株を空売りしていた可能性があります。

野村證券に関わらず、証券会社は様々な企業の情報を知り得る立場にあります。
その証券会社の自己売買部門というのは、インサイダー取引を行っている可能性大です。
もちろん、「出る杭は打たれる」ので、程々に行っていると思われます。

また、その証券会社が金融商品を顧客に販売しているというのが、「詐欺では?」と感じます。
もちろん、あからさまに詐欺を行うことはないでしょう。
富裕層の大切な顧客には、利益を出せるような金融商品を薦め、
小額の顧客には、少しずつ損をさせるような金融商品を薦めます。

今回の金融商品取引法では、様々な義務を定めていますが、結局、上辺だけの義務という感じがします。