テレビ番組等では、体調が悪い時は、「まず、医者に見てもらいましょう」と言っています。 但し、あくまでも、その病気に対応した専門の医者に見てもらうことが大切です。 実際の病気と異なる医者に見てもらっても、「異常はありません」と言われるでしょう。 「異常はありません」と言われれば、まだ良いのですが、間違った診断をされてしまうと、間違った治療(間違った薬の投与等)で、逆に病状が悪くなるかもしれません。 従って、最初に、どこの病院に行くかが重要になります。 でも、自分の病気が何なのか正確に知る事は、医者でも難しい事です。 それを素人の人間が、自分自身で判断しなければなりません。 そこで、病院に行く前にインターネットでチェックをお薦めします。 私のホームページでも、様々な関連サイトにリンクしていますので参考にして下さい。 ほんとうは、厚生労働省のホームページ上に、「コンピュータでの病名判定システム」等を作って公開してもらい、自分の症状をインターネット経由で入力すると、考えられる病名を全て一覧で表示してくれるとありがたいです。はっきり言って、狭い専門知識しか持たない医者は信用できません。 「コンピュータでの病名判定システム」は、無駄な診療を減らし、医療費を削減できます。 医療費削減となれば、当然、医師会からは反対されるでしょう。 医師会の賛同を得られないと「コンピュータでの病名判定システム」の開発は進まないでしょう。 <補足> 厚生労働省は、専門分野に偏らない総合的な診断能力のある医師を、「総合科医」として認定する仕組みを整えるそうです。 体調が悪いときには、まず、「総合科医」の診断を受ければ良いことになり、患者がどこの病院へ行くかを自分で判断しなくても済みます。 これは、確かに良い制度だと思いますが、「総合科医」が間違った診断をした場合、責任を問われることになるかも知れません。今の社会では、何かと他人に責任を押し付けたがる人が多いようですので。 総合的な診断能力を持つには、膨大な知識を要します。その膨大な知識を持った優秀な医者が診断しても、今の医療技術では100%正しい診断は不可能でしょう。医者は神様ではありませんから。 膨大な知識を正しく利用するには、コンピュータが一番向いています。 「コンピュータでの病名判定システム」がお奨めです。 |