夢主義社会トップへ 夢主義社会は宇宙で実現※三菱重工の宇宙開発に期待   2007年11月20日  戻る

夢主義社会の実現は、現在の社会のように、お互いに自分の権利を主張し合っている地上で実現することは不可能だと思います。唯一、南極では、国境は無く、国を超えてお互いに助け合って調査が進められているようです。南極のような過酷な環境では、お互いに助け合わなければ生きていけません。

同様に宇宙も過酷な環境です。将来、人類が宇宙で生活するようになれば、そこでは、夢主義社会を採用してほしいと思います。宇宙での生活をもう少し具体的に考えてみます。

■子供は地上、大人は宇宙へ
成長期の子供は、宇宙では正常に発育できない可能性があるため、地上で育てます。大人になると宇宙へ出る事になります。地上では、先生等の限られた大人だけが、住むことを許されます。大人と子供は別々の環境で生活することになり、必然的に、子供は悪い大人社会を見ずに正しく育ちます。

■企業は全て宇宙へ
企業や工場は、全て宇宙に出て、太陽エネルギーを利用することになるので、地球温暖化防止になります。さらに、宇宙では、限られた資源・水・空気ですので、全てリサイクルになります。野菜工場では食料生産の目的以外に、二酸化炭素の吸収・酸素の生成の役割も果たすことになります。

■宇宙では、全て共有資産
宇宙船の中では、個人の土地もお金もありません。全て共有資産です。そもそも、お店が存在しません。食事も含めて、必要な物は全て支給されます。

■宇宙船内では、全てコンピュータ管理、カメラ監視
宇宙船内では、限られた人材を有効に使う必要があります。だれ一人遊んでいる暇はありません。犯罪等は持っての他です。様々な物や資源・水・空気の全てが限りある物ですので、しっかりコンピュータ管理、カメラ監視を行うことになります。

このような感じで、人類が将来、宇宙で生活するようになれば、必然的に夢主義社会になります。そういう意味で、宇宙開発こそが、夢主義社会への道になります。無意味な戦争に人やお金を掛けるよりも、宇宙開発に人とお金を費やしてほしいと思います。宇宙開発が進む過程で、国際協力が進み、平和な社会になるはずです。

<補足>
最近では、三菱重工が打ち上げた月周回衛星「かぐや」が、ハイビジョンでの鮮明な画像を、次々に送ってくれています。日本の宇宙開発は、出遅れているのでは?と思っていたのですが、しっかり技術を積み重ねていたんだと、嬉しく思う今日この頃です。

今後、人類が歩むべき道は、宇宙です。
宇宙への進出を目指して、人類が協力することで、現状の様々な問題を克服できるでしょう。
まずは、三菱重工の宇宙開発を、国を挙げて支援すべきです。