夢主義社会トップへ 個人情報保護法は悪人のための法律   2007年11月25日  戻る

個人情報保護法は、平成15年5月に成立し、公布され、17年4月に全面施行されました。
この法律が何故、成立したのか?
今の社会には、悪人と善人がいます。
・善人は、悪人に自分の情報を知られて悪用されたくない。
・悪人は、自分の悪行を、他の人に知られたくない。
この結果、善人と悪人の都合が一致し、この法律が成立しました。

でも、様々な情報が交錯する現代において、悪人が個人情報を得ることは、容易いということです。
従って、この法律は、善人にとって価値の無い法律なのです。
そして、悪人にとってのみ都合の良い法律なのです。

この法律を廃止しようとしても、悪人たちは、舌先三寸の詐欺の能力を使って、廃止にならないように回りに働きかけます。

その一つが、個人情報の保護を、プライバシーの保護に摩り替える行為です。
プライバシーの保護は大切ですが、個人情報=プライバシーではありません。
プライバシーとは、個人情報の中で、秘密にすべき情報です。
プライベートルームの中での出来事のように、他の人が容易に知ることができない情報です。

氏名・住所・電話番号等は、社会人として、社会の中で生活する上で、公開せざるを得ない情報です。
「私は、ここにいます」
「私は、こういう人間です」
個人情報を公開することで、社会の一員として、社会に役立つことができます。

従って、秘密ではない個人情報は公開すべきです。
そして、個人情報の保護ではなく、個人情報を悪用した人を罰することが大切です。
そのためには、もっともっと、一人一人の人間をしっかり監視する制度が必要です。
・公道を監視カメラでチェックする。
・公務員(政治家を含む)の行動は、常に監視カメラでチェックする。
 ※公務とは、公けの行為ですので、公けにするのが当然です。
・お金の流れを、常にチェックする。
 ※このためには、現金を廃止して、お金の移動は全て、銀行の口座から口座への移動にすべきです。

もちろん、悪人たちは反対するでしょう。
「プライバシーの侵害だ!」
「人権の侵害だ!」

プライバシーとは何か? 人権とは何か? この点について明確にすべきでしょう。
・プライバシーとは個人情報の中の秘密情報です。
・人権とは、人類の未来に役立つ権利です。