夢主義社会トップへ 士農工商の時代から抜け出せない日本人   2007年12月23日  戻る

日本人は、士農工商の時代を経験しています。
士農工商の時代では、武士と商人が利を得て、農民や工夫が苦しめられました。
今の日本の政治は、この士農工商の時代と同じです。
政治家と大企業が手を組み、利を得ています。
結果、一般民衆が苦しめられています。

士農工商の経験が、日本人の習慣・文化として染み付いているために、真の民主主義をどうすれば得られるのか、日本国民は分からないのです。

アメリカは、自由な開拓精神を持った人たちが集まって、国を作り上げました。
封建社会を経験していません。
ですから、真の民主主義社会を作り、維持できます。

日本人は、封建社会の経験が、習慣・文化として染み付いているために、封建社会の方向へ流され易いのです。日本人は、その状況に違和感を感じないのです。そして、気が付くと、民主主義とは大きく掛け離れた封建社会に戻っているのです。

民主主義は、制度に基づいて進めれば成り立つものと思っている人が多いと思います。
でも実は、一人一人が積極的に、自分の意見を政治に反映するように、常に努力しないと、名ばかりの民主主義で、実態は封建社会だったりします。

農民や工夫の立場に立って政治を進めてほしいならば、農民や工夫から議員を選出すべきです。武士や商人から議員を選出したのでは、封建社会になってしまいます。今の日本では、議員に立候補し当選するのは、武士や商人のような人ばかりです。