夢主義社会トップへ いじめ問題:悪口と忠言の違い?   2007年02月11日  戻る

いじめ問題等で、人の心を傷付けるようなことを言ってはいけないと言われます。
でも、「良薬口に苦し、忠言耳に逆らう」という言葉があります。
自分の間違いを指摘されると、心にグサっと来るものです。
しかし、この痛みは、大切であり、必要な痛みです。

自分の間違いを指摘されても、その内容が的外れであれば、気にしません。
しかし、その指摘が真に正しいと、正しければ正しいほど、心を強く傷つけます。
今の社会状況では、「いじめだ」と言って問題視するのでしょう。
会社の中で、上司の問題点を指摘すれば、左遷か、首です。
心を傷つけないように、遠まわしに優しく言うと、相手は気付かないか、または、忠言を無視します。

強く言うと反発する。優しく言うと付け上がる。
我がままな人間が、好き勝手なことをできる社会。得をする社会。
何となく、本質的なところで、狂った社会という感じがします。

人間関係重視の社会が、人の心を傷付けないことにばかり目が向き、「本来どう有るべきか」を考えない社会になっているように思えます。

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