夢主義社会トップへ 人の脳は高性能バイオコンピュータ   2007年02月13日  戻る

人は、外界の状況に応じて、本能だけで行動するのではなく、大脳に記憶された情報を基に、判断して行動します。そして、その結果をまた大脳に記憶します。この繰り返しを総じて、心・精神・感情と称しています。
この大脳が、たいへん大きいため、他の動物には無い多様な心・精神・感情を持つことができました。
将来、技術が進んで、人の脳と同等の記憶容量を持ち、自ら情報を取り込むことが可能な自己増殖型のコンピュータが開発されれば、人と同様の判断が可能になると思います。
心・精神・感情といったものは、脳の中で行われている物理的な化学反応に過ぎません。

人のチョットしたミスから、大きな事故、犯罪、欲望の原因を、心・精神・感情といった神憑り的な言葉で表現すると、本質を見失ってしまうように思えます。
これらの問題行為を、脳の中で行われている物理的な化学反応であると考えて、対策を考えれば、もっと適切な対策が出てくるように思えます。人の脳を、高性能バイオコンピュータと考えるならば、一度行われた間違いは、何度でも繰り返されるのが、当然と考えられます。「歴史は繰り返される」という話がありますが、人の脳は、進歩(改善・改良)していないということではないでしょうか。

犯罪者が出所後、再度、犯罪を犯すことが多いのも、これが理由です。
刑務所・拘置所で、それなりに、矯正プログラムを行っても、出所後、外界の状況が元に戻れば、再度、犯罪を犯すことになります。

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