夢主義社会トップへ ふるさと納税で格差が拡大する   2007年06月02日  戻る

ふるさと納税は、格差で不満を持つ地方の票を獲得するための、自民党としてのアメです。
ふるさと納税の効果は曖昧ですし、実現性も低いようです。
自民党として、地方に対するアピール(パフォーマンス)でしかありません。

国会議員は詐欺師です。
曖昧で価値の無い行為を、あたかも価値があるかのように説明するのは、超得意です。
曖昧なものであるために、どんなに嘘・張ったりを言っても、後でいくらでも釈明できます。

私が思うには、ふるさと納税で、さらに格差が拡大することになるでしょう。
ふるさと納税で、地方が自分のところへ税を取り込むには、人々の欲望の心を引き付けることが基本になります。
人々は、自分の欲望を満たしてくれる地方に、税を向けようとします。

現在、東京に人が集まるのは、東京が欲望を満たしてくれる町だからです。
ふるさと納税制度が導入されると、地方も、人々の欲望の心を引き付けるために頑張ります。
今の社会は、欲望社会です。人々は欲望に従って行動します。
その結果が、格差拡大なのです。

地方には、欲望に流されない「昔ながらのふるさと」であってほしいと思います。
欲望の町は、大都市だけで充分です。
地方には、地方の役割があります。
その役割を、国としてしっかり支援する制度が大切です。
効果が曖昧な「ふるさと納税」よりも、「地方交付税」でしっかり対応すべきです。

たとえば、教育費用等は、全て国が負担すべきです。
今の社会では、子供が育った地元で働くのは、極一部でしょう。
教育費用を地方自治に任せるのは、筋違いです。
また、森林等の自然の維持も、全て国が負担すべきです。

狭い日本、地方には地方の大切な役割があります。
・自然を大切にする
・子供を自然の中で育てる
地方自治に任せるのではなく、国として一致の基準を定めて、しっかり支援すべきです。

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