年金不明記録:今後1年間は国民に対して何も通知しない? 2007年06月09日
社会保険庁のお知らせを見ると、 ・今後1年間で、プログラムを開発し名寄せを確実に実施 ・平成20年6月から確認のための手続きを実施し、お知らせは、 @受給者については、平成20年8月まで、 A被保険者については、平成21年3月までに完了。 となっていました。 つまり、今後1年間は、コンピュータ上での確認だけで、国民に対して何も通知しないということです。 これでは、今までと同じで、何も解決しません。単に問題の先送りでしかありません。 情報が正しいか否かを判断できるのは、本人だけです。 まずは、年金加入記録を全ての加入者に送付して、本人に確認してもらうべきです。 ・正しいと確認できた人の記録は、チェックの対象から順次除けば良いです。 ・本人から問題有りとされた記録について、コンピュータで検索して照合すべきです。 ・そして、その後、本人と何度も連絡を取りながら、照合を繰り返すべきです。 あくまでも、本人に確認を取ることを第一に考えるべきです。 少なくとも一ヶ月単位ぐらいで、コンピュータでのチェックと、本人への確認を、何度も繰り返すべきです。 そして、不明記録が何件残っているかではなく、全ての年金加入者について、 ・本人の確認・了承を得られた人数 ・本人から問題有りとされた人数 を一ヶ月毎に報告すべきです。 最終的には、全ての年金加入者の確認・了承を得られて、作業終了となります。 この作業終了の目標を1年間にすべきです。 |