夢主義社会トップへ 安い労働力に依存した経営はダメ!   2008年02月04日  戻る

経営者は、企業の競争力を高めなければならないという建て前で、
正社員の首を切り、賃金の安い派遣社員や海外の労働者に切替えます。
企業が新卒を採用したがるのは、賃金が安く済むからです。

そして、正社員の首を切るために頑張った経営者は、高い報酬を得ます。
この状況は、詐欺にしか見えません。
そう言えば、訴えられる経営者や謝罪する経営者が増えています。

本来、企業の競争力とは、良い商品やサービスであるべきです。
良い商品やサービスを提供する能力の無い、無能な経営者が、人件費の削減を考えます。
企業の競争力を高めるためには、まずは、この無能な経営者の報酬を下げたり、首を切るべきでしょう。

<補足>
リストラとは、リストラクチャリング(Restructuring)の略で、本来の意味は事業再構築です。
ところが、現状では、事業再構築というよりも、正社員を減らして、派遣社員を雇用していたりします。
つまり、給与の高い正社員を減らして、安い給与で働いてくれる派遣社員や、海外の労働力を利用するように切替えているだけだったりします。
これは、経営者が無能であるために、本来の事業再構築が行えず、安易な人件費削減という方法をとったということです。

企業の競争力とは、実は、そのほとんどが、安い人材を利用して、経費を削減しているだけだったりします。
このため、「企業の競争力の向上=格差の拡大」となってしまいます。

本来、企業の競争力とは、良い商品・サービスによるものであるべきです。
ところが、実際には、安い労働力を利用して、経費を削減しているだけです。
このため、商品・サービスの品質が低下してきます。
これが「安全・安心」を低下させています。

<追伸>
「夢主義社会」にお金はありません。
人々は、夢を追い求めます。※夢は社会貢献です。
報酬は、次の新たな夢に挑戦する権利です。