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必要な社会構造は、需要と供給のバランスを取りながら、人類の未来へ向かって歩む社会です。
現代では、それを、お金という媒体を使って実現しようとしています。
ところが、全ての活動を、一つのお金という媒体に換算した結果、
需要と供給のバランスよりも、お金を得ることが重視されるようになりました。
得られたお金で、自分の欲望を満たすことができます。
人間は、欲望に流れ易いものです。
この時点で、人類は、本来の目的を見失いました。
お金を得ることを重視した社会では、
実は、需要と供給のバランスを崩すことで、お金を得ることができます。
※混乱に乗じて利を得る卑劣な人間たち。
舌先三寸によるセールスで、需要を増やせば、多くのお金を得られます。
供給を減らせば、価格が値上がりします。
需要と供給のバランスが崩れた時が、お金を得るチャンスと言えます。
商売人は、これを意図的に行います。
つまり、お金を得る事を重視した社会では、本来の目的とは逆に、
需要と供給のバランスを崩すことが目的になり易いということです。
その結果、社会は混乱します。
<追伸>
そろそろ、お金という媒体と縁を切り、新しい社会構造に移るべき時が来ているのではないでしょうか。
「夢主義社会」はお金のない社会です。
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