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機関投資家や証券会社の自己売買部門では、株式自動売買システムというのがあり、
コンピュータが勝手に売買するようです。
そのシステムのロジックを極秘に入手して、先手を打てば、大きな利を得ることができます。
これは、インサイダー取引ではないのでしょうか?
インサイダー取引の当事者は、
「経験則として知っているだけで、不正に情報を入手した訳ではない」
と言い訳するのでしょうが、怪しいです・・・。
現代社会では、逸早く情報を入手して、それらの情報を的確に判断して、すばやく行動することで利を得られるようです。
インサイダー取引で警察が動くのは、たまたま誰かが指摘した件だけです。
実際には、至る所でインサイダー取引が行われているのでは?と感じます。
個々のインサイダー取引を問題視するよりも、インサイダー取引で利益を得られる今の社会構造を問題視すべきだと思います。
つまり、株の売買で利益を得られるのが問題です。
さらに言えば、株式市場の存在が問題です。
商売人は、お金のルールで、欲望を増幅するだけでは飽き足らず、
株式市場というルールで、さらに欲望を増幅させたということです。
それが、今の資本主義社会です。
さらに、欲望の増幅は、犯罪の増幅にもつながります。
この際ですから、お金を全て無くしては如何でしょうか?
<追伸>
そろそろ、お金という媒体と縁を切り、新しい社会構造に移るべき時が来ているのではないでしょうか。
「夢主義社会」はお金のない社会です。
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